2025/12/24 09:00


花粉症、食物アレルギー、アトピー、リウマチ、原因不明の不調。

「昔よりアレルギーの人が増えた気がする」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。

実は近年、免疫が「弱い」のではなく、

「過剰に反応してしまう(免疫暴走)」状態が増えていると言われています。

では、なぜそんなことが起きているのでしょうか。



食品から「菌」が消えていった時代

現代の食品は、
・食中毒を防ぐため
・長く保存するため
・安定して大量に流通させるため
加熱・殺菌・滅菌が当たり前になっています。
かつて家庭で普通に作られていた漬物も、
現在は食品衛生法の考え方により、
厳しい衛生管理が求められるようになりました。
その結果、私たちは悪い菌だけでなく、良い菌とも触れにくい食生活になっています。


免疫に大切なのは「強さ」より「バランス」

免疫というと、「強い方がいい」と思われがちです。
しかし、免疫の本来の役割は、「攻撃すべきもの」と「共存してよいもの」を見分けることだと考えられています。
この“見分ける力”を支えているのが、腸内にいる多様な菌たちです。
近年の研究では、腸内細菌の種類(多様性)が少ない人ほどアレルギーや炎症との関連が見られるという報告も増えています。
つまり、菌が少なすぎると、免疫が過剰に反応してしまう可能性がある
という考え方です


発酵食品だけでは足りないかもしれない理由

「じゃあ、ヨーグルトや納豆を食べればいいのでは?」
そう思われる方も多いと思います。
もちろん発酵食品は大切です。
ただ、実際に摂取できる菌の種類は限られています。
本来、自然界には、
・土壌に存在する菌
・植物と共生する菌
・空気や水の中にいる菌
など、非常に多様な微生物が存在しています。
ところが現代人は、そうした菌と触れる機会自体が大きく減っているのが現状です。



ナチュラルパワーという選択肢

ナチュラルパワーは、
菌の多様性に目を向けるという発想から生まれています。
もちろん、アレルギーが必ず改善するといった断定はできません。
ただ、
・菌の多様性を意識すること
・腸内細菌を「足す」のではなく「育てる」という考え方
は、免疫バランスを考えるうえで重要であることは間違いありません。


私たちは今、「何を足すか」よりも、何が失われてきたのかに目を向けて元に戻す時代に来ているのかもしれません

日々の不調や免疫について、少し視点を変えて見直すきっかけになれば幸いです。


※本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療を目的としたものではありません。体調や症状については、医療機関にご相談ください。